ひよっこの主題歌が桑田佳祐の理由。「若い広場」で紅白内定か

2017年4月3日から始まるNHKの朝ドラ「ひよっこ」。主題歌は桑田佳祐さんが提供となりました。
しゃがれ声が特徴で、朝の爽やかな雰囲気とは結びつかないのですが、なにか理由があるはず。
筆者なりに考えてみました。

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ひよっこの主題歌「若い広場」はどんな曲

現時点(2017年3月)では放送開始前なので聴けないんだけど、関係者からのコメントを引用しながら想像してみますね。

ヒロイン 有村架純さん

ゆったりとした曲調が、1960年代から始まるこの物語をフワーッと想像させてくれて、暖色系の明かりが自分を包み込んでくれているような、そんな感覚になりました。
どこかしら懐かしく感じるメロディーと桑田さんの歌声は、温かくてとても心地よく、聴き入ってしまいます。

制作統括 菓子 浩さん

昭和の情景や、人々の躍動感が、ありありと目の前に浮かびあがります。

筆者の想像ですが、「TUNAMI」のような曲調なのではないかと思います。

ここで脱線しますけど、「TUNAMI」って曲。なんであんなタイトルにしたんだろう。
東日本大震災を振り返るニュースがあるたびにそう思います。

では本線に戻りますね。

ひよっこの主題歌を桑田佳祐が担当となった理由が謎

「ひよっこ」の公式ページはもう見られましたか?
まず目に入るのはこの写真。

ひよっこ桑田佳祐

そこにある桑田佳祐さんのメッセージは

この度は主題歌のお話を頂戴し身に余る光栄でございます。
「ひよっこ」は1964年を舞台に始まる物語ということで、自然と自分自身の人生を今一度辿っていくような感覚とともに、夢と希望に溢れた日本の未来に思いを馳せながら、歌詞を綴りました。古き良き日本の情感のようなものも、合わせて感じていただけますと幸いです。
ドラマとともに、この楽曲も、ぜひともみなさまにお楽しみいただければと思います。

出典:「ひよっこ」2017.3.3ニュース

光栄でございます。喜んでいる表情ではないですよね。
渋くポーズを決めているというよりはどこか不満そう。悪く言えばふてぶてしいとでも言いましょうか。
アーティストにとって自分の提供した歌が、毎朝流れるというのはこの上ない喜びのはず。
NHKもわざわざこのような写真を載せているのも何か変です。

そこで昔を辿ると、紅白で事件を起こしていたのです。

1983年(第33回)、視聴者から猛ブーイングを受けたのがサザンオールスターズ・桑田佳祐だ。司会の山川静夫アナが「三波春夫をイメージしたステージです」と紹介すると、桑田は白塗りに和服姿で登場。ヒット曲『チャコの海岸物語』を演歌調で歌い始めた。だが、間奏に入ると「とにかく、受信料は払いましょう!」「裏番組はビデオで観ましょう!」と大放言。
 これにはNHKに「ふざけすぎ」と抗議が殺到。その後、NHKが桑田側に詫び状を要求し、これに怒った桑田が「詫び状を書くぐらいなら二度と出ない」とはねつけたとも報じられた。

出典:NEWSポストセブン

桑田さんなりのアレンジだったのでしょうが、NHKには通じなかったようです。
次に紅白に出たのが、第61回 2011年 NHK紅白歌合戦。なんと27年ぶりでありました。
このときは、食道がん治療からの回復のタイミングでスペシャルゲストとして登場。
だから出演者リストには載っていないんです。

その後は、第65回 2014年 NHK紅白歌合戦での横浜アリーナからのサプライズ出演。
事件を起こしてからは、サザンとして桑田佳祐としてもまともに出演者リストに載っていないのですが、これがカギになるかもしれません。

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ひよっこの主題歌を歌ったから紅白は内定かも

紅白出場の選考基準はよくわからないと、出演者決定の後は毎年話題になりますが

●その曲がヒットしている
●NHKの貢献度が高い

というのは、誰しも想像がつくでしょう。

半年も同じ曲流してりゃ、「ヒット曲」になるでしょうし。それがNHKの番組の宣伝にもなります。
朝ドラの主題歌を担当すれば、その年の紅白に出場内定の確率も高まりますよね。

紅白の視聴率のアップのために、今もわだかまりのある桑田佳祐さんに主題歌をオファーしたのではないか。と考えられます。

まとめ

ひよっこの主題歌は「若い広場」で桑田佳祐さんが提供されました。
TUNAMIのような雰囲気の曲ではないかと想像します。
ひよっこ公式サイトの不機嫌そうな写真は、NHKと仲直りできていないのか、それとも提供した曲の完成度に不満があるのか謎です。
しかし、朝ドラの主題歌を提供したことで、紅白出場内定の足がかりとなるのかもしれませんね。

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